突然の雨に便利な折りたたみ傘。ただ折りたたみ傘はサイズが小さく、風が強い雨の日には腕や肩がぬれてしまいます。大きなサイズの折りたたみ傘もありますが、収納時は太くなってしまい、カバンに入れてもかさばってしまいます。また重くなってしまうのもデメリットです。
オルタナスリム60はちょっと大きめな折りたたみ傘のデメリットを解決するために誕生しました。
オルタナスリム60は直径約106cm。
身長170cmの方が使っても余裕の広さ。
一般的な親骨55cmサイズの折りたたみ傘とカバーする面積を比較すると25%大きくなります。
オルタナスリム60は収納時 約35mmとスリムなスタイル。システム手帳とほぼ同じ厚み。
一般的な折りたたみ傘は約50mmですから、約30%もスリムになりました。
一般的な折りたたみ傘は、3段式の構造になっています。
オルタナスリム60は折りたたみ構造を見直し傘骨の一部を平行に配置することにより、収納時の厚みが外側へ広がらないよう工夫されています。
オルタナスリム60は162グラムと軽量です。
アルミニウムとグラスファイバーを組み合わせ、大きなサイズでも弾力性のあるフレームを採用しています。
オルタナスリム60で使われる生地は、ストッキングなどでも使われている15デニールという細い糸から織り上げています。
細い糸で織り上げるからこそ、薄く軽い生地に仕上がっています。
「オルタナスリム60」は細くて軽いだけではありません。
風速15m/sの風を傘に当てる検査を実施し、破損しなかったという第三者検査機関のエビデンスを確認しています。
生地表面には強力撥水が持続するEasy-Dry加工が施してあります。
雨に濡れた後は、傘を2−3回軽く振ると、水滴のほとんどが落ちます。
Easy-Dryは撥水性が持続する生地コーティングの一種です。
撥水剤をナノクラスの細かい微粒子に改良することで、繊維の奥深くまで浸透し剥離しにくい撥水性を実現しました。
撥水度採点 | 湿潤状態 | Easy-Dry撥水度 |
一般的な 品質基準 |
|
洗濯前 | 洗濯20回後 | |||
100点 | 表面に湿潤や水滴が付着していないもの | ◎ | ||
90点 | 表面に湿潤しないが、小さな水滴が付着しているもの | ◎ | ||
80点 | 表面に小さな個々の水滴状の湿潤があるもの | ○ | ||
70点 | 表面の半分が湿潤したもの | |||
50点 | 表面全体が湿潤したもの |
生地はエコテックス®スタンダード100認証工場で生産しています。
350を超える有害化学物質が対象となる厳しい分析試験にクリアした製品だけに認証が与えられ、世界最高水準の安全な繊維製品として認められています。
作る人、使う人に安心安全な生地です。
角張っていないハンドルなので、非常に持ちやすく、長時間持っていても疲れにくいです。
傘を閉じて持ち歩く際、ストラップは意外と使います。
市場にはストラップの短いものが多いのですが、オルタナスリム60は十分な長さがあり、また素材はゴムなので柔軟性があります。
また風の強い日に傘を開いて持ち歩く場合、ストラップを手首に通して使うと、より安定します。
小さいことですが、傘を閉じる時に「はじき」という部品を押しながら閉じるのですが、指先が地味に痛かったりします。
はじきカバー付きのものであれば、指先を痛めることなく、傘を閉じることができます。
2023年5月20日発売
2021年5月14日発売
PEAKS 2021年6月号 OUTDOORアンブレラカタログのコーナーに掲載